- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > 教養
- > 講談社ブルーバックス
出版社内容情報
壮観! 詳細な図解で見る感覚器の意外な歴史眼はなぜ現在の形になった?耳は?鼻は?視覚・聴覚・味覚・嗅覚など、感覚器の進化!壮観!詳細な図解で見る進化の大河ドラマ!
原始的なミミズの視覚器は、どのように進化して脊椎動物の高度な「眼」になったのか?
「耳」のもとになった意外な器官とは何か? 一度は陸に上がり、海に戻ったクジラの感覚器の
特殊な進化とは?
視覚・聴覚・味覚・嗅覚・体性感覚など、生物が世界を知る道具である「感覚器」の進化を、
膨大な数の解剖を経験した著者の迫力満点の図版でたどる。
小飼弾氏絶賛「図解 器官の進化」シリーズの第1弾!
第1章 感覚器とは何か……どんな感覚を感知するかは「どんな刺激があるか」ではなく「どんな感覚器があるか」によって決まる。
第2章 視覚器……「眼」は無脊椎動物では皮膚からつくられる。脊椎動物では脳からつくられる。
第3章 味覚器……この世界を最初に感じた最も原始的な感覚器は「舌」の先祖だった。
第4章 嗅覚器……動物が水から陸に上がるとき、呼吸器と嗅覚器は1つになり「鼻」となった。
第5章 平衡・聴覚器……「耳」とは重力を感じる平衡覚器の中に、あとから聴覚器が入り込んだものである。
第6章 体性感覚器……「皮膚」は多様な感覚を受容する最大の感覚器である。「筋」「腱」「関節」も意識にのぼらない感覚を受容する。
第7章 クジラの感覚器……進化は「後戻り」できない。水から陸に上がり、再び水に戻ったクジラの感覚器は、特異な発達をとげた。
岩堀 修明[イワホリ ノブハル]
著・文・その他
内容説明
餌を探すため、繁殖相手を見つけるために、感覚器は動物にとって欠かせない器官である。しかし、その形や機能は千差万別で、そこには動物たちがくぐり抜けてきた試練の歴史が刻まれている。全身にあるミミズの原始的な視覚器から再び水中に戻ったクジラの絶妙な聴覚器まで、眼、舌、鼻、耳、皮膚…に秘められた壮大な進化の物語。
目次
第1章 感覚器とは何か
第2章 視覚器
第3章 味覚器
第4章 嗅覚器
第5章 平衡・聴覚器
第6章 体性感覚器
第7章 クジラの感覚器
著者等紹介
岩堀修明[イワホリノブハル]
1938年東京生まれ。京都大学医学部卒業後、1981年、長崎大学医学部教授。2003年、長崎国際大学健康管理学部教授。専攻は解剖学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やいっち
mit
sun
calaf
Phycology