出版社内容情報
庭木として人気のある雑木の四季折々の見どころと美しい実例をカラー写真で紹介し、初心者から上級者にまで手入れの仕方を丁寧に説明 雑木の手入れ本の理想は、雑木の手入れ方法と樹種選びに役立つ写真が同時に見られることです。
本書は、雑木の人気樹種の特徴を豊富なカラー写真で、剪定を中心とした手入れ法はイラストを多用して、だれにもわかりやすく解説します。
四季の変化が素晴らしいのが雑木の特徴のひとつですが、花や実、紅葉などの見どころと、基本の冬の剪定をしっかり網羅し、成長が早い樹種には初夏の枝抜き剪定のコツも加えて、いままでのどの本よりも詳しくわかりやすい手入れの実用書を目指します。
第一部では、「理想的な管理がされている雑木の庭」の実例を紹介。心が安らぐ雑木の庭の美しさと、成長が速い雑木を植えても10年後20年後もしなやかな枝ぶりが楽しめる証拠を見せ、あとの手入れ部分への足がかりとします。
第二部では、雑木と人気樹種76の花や新緑、紅葉など季節折々の見どころを写真で紹介。剪定を中心とした手入れはイラストを交えてわかりやすく解説します。
第三部では、ポイントを抑えた剪定方法の基礎を解説します。
著者は西東京で人気の庭師で、雑木ブームの火付け役として活躍中。NHKの「観賞マニュアル 美の壷」などにも出演し、人気実力ともに雑木の庭の作庭の第一人者です。雑木をはじめとする庭木の魅力と剪定方法を豊富な経験を基にし、「はじめて剪定をする人」にもわかりやすく解説します。
第一部 雑木を活かした庭づくり
剪定がよければ、庭は20年後でも変わらない
なぜ剪定をしなければならないのか
剪定前と剪定後の違い
雑木の庭の基本構成
第二部 雑木と人気樹種の手入れの仕方
落葉広葉樹72 コナラ、ナツツバキ、ヒメシャラ、ヤナギの仲間、クロモジの仲間、アオダモ、アカシデ、カツラ、ナツハゼ、コバノズイナなど
常緑広葉樹21 ツバキ、キンモクセイ、ソヨゴなど
針 葉 樹 8 アカマツ、ヨシノスギなど
第三部 剪定の基本と管理のコツ
剪定する枝と残す枝
剪定の基本技術
雑木の切り方と手順
冬の剪定と初夏の剪定
いつ剪定を行えばいいのか
剪定と管理に必要な道具
(巻末に困ったときのために「信頼できる庭師リスト」を掲載)
平井 孝幸[ヒライ タカユキ]
著・文・その他
内容説明
雑木の庭は清々しいそよ風と木漏れ日が心地よい現代のオアシスです。アオダモ、クロモジ、ガマズミ、コナラ、ナツハゼ、リョウブなど落葉広葉樹72種を中心に、常緑広葉樹21種、針葉樹8種の合計101種の魅力と手入れの仕方をわかりやすく紹介。
目次
第1部 雑木を活かした庭づくり(四季が美しい雑木の庭;剪定がよければ、庭は20年後でも変わらない;なぜ剪定をしなければならないのか;剪定前と剪定後の違い;雑木の庭の基本構成)
第2部 雑木と人気樹種の手入れの仕方(落葉広葉樹;常緑広葉樹;針葉樹)
第3部 剪定の基本と管理のコツ(剪定する枝と残す枝;剪定の基本技術;雑木林の切り方と手順;冬の剪定と初夏の剪定;いつ剪定を行えばいいのか;剪定と管理に必要な道具;全国版 信頼できる庭師たち)
著者等紹介
平井孝幸[ヒライタカユキ]
日本庭園協会評議員/石正園。1951年東京生。東京農業大学農学部造園学科卒業後、雑木の庭の創始者として知られる飯田十基氏に師事。その後、実家である有限会社石正園の跡目を継ぐ。徹底した自然観察に由来する雑木の利用法と知識に定評があり、業界内でも注目されている。現在、都内を中心に多数の雑木の庭の設計・施工、管理活動に従事し、多数の書籍と雑誌に実例を掲載するほか、テレビNHK「鑑賞マニュアル美の壷」など多くのメディアで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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