星海社新書
僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?

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  • サイズ 新書判/ページ数 299p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061385160
  • NDC分類 366
  • Cコード C0233

出版社内容情報

『資本論』と『金持ち父さん、貧乏父さん』から見えてくる、毎年全力でジャンプしなくても高いところに手が届く「次世代の働き方」。マルクスと金持ち父さんが教えてくれた“目指すべき働き方”
私は、大学時代に経済学の古典『資本論』と、お金の哲学を扱った世界的ベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』を深く読み込むことで、その後の人生が大きく変わりました。実はこの2冊は全く同じことを言っています。それは、資本主義経済の中で私たち“労働者”が必然的に置かれている状況についてであり、そこから考え始めることで、どういう「働き方」を選択すればラットレースに巻き込まれず、幸せに暮らしていけるかがよくわかるのです。今の働き方に疑問を持っているのであれば、転職や独立、ワークライフバランスを考えても意味はありません。しんどい働き方は、もっと根本的なところから考え、変えていかないといけないのです。

木暮 太一[コグレ タイチ]
著・文・その他

内容説明

40年間ラットレース、しんどい働き方は「根本から」変えていこう。

目次

はじめに しんどい働き方は根本から変えていこう
第1章 僕たちの「給料」は、なぜその金額なのか?
第2章 僕たちは、「利益」のために限界まで働かされる
第3章 僕たちは、どうすれば「高い給料」をもらえるようになるのか?
第4章 年収1000万円になっても、僕たちには「激務」だけが残る
第5章 僕たちが目指すべき「自己内利益」の増やし方
第6章 僕たちは、どういう「働き方」を選択すべきか
おわりに 働き方を変えて、生き方を変えよう!

著者等紹介

木暮太一[コグレタイチ]
作家、出版社経営者。1977年千葉県生まれ。慶應義塾大学を卒業後、富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートを経て、独立。ビジネス書作家として活動しつつ、出版社(マトマ出版)を経営している。大学の経済学部在学中に「資本主義経済の構造」と「労働の本質」を学び、その後10年間の会社員生活で「労働者のリアル」を体感しながら、現代日本で若者が現実的に選択し得る「幸せな働き方」を追求してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

96
とにかくこのまま続けるんじゃなくて何か変動しにくい価値のあるものを作りましょうという感じだった。しかし読みやすいというか二三回同じことが繰り返して書かれていたような気がする。2012/05/04

えちぜんや よーた

72
本書のベースとなっているのは、2冊の本です。・資本論 ・金持ち父さん貧乏父さん。両書ともに資本主義経済の仕組みを説いた本ですが、結論が異なります。・資本論→「だから『革命』をしよう!」・金持ち父さん貧乏父さん→「だから『ビジネス』をはじめよう!」本書は、どちらの結論が良いということは、示していません。どのような仕組みや過程で、サラリーマンの給料が決まっていくのか?矛盾に対処するためには、どのような心がけをすれば良いか?ということに力点が置かれています。2013/03/20

佐島楓

61
経済学の基礎的な考え方にのっとった、わかりやすい説明がよかった。2016/02/09

ヒロユキ

37
刺激的なタイトルのこの本が部下のデスクの上に置いてあるのを見たら上司はどんな表情をするのだろう(笑)。高収入を得るために責任ある立場でやりがいのある仕事をする。それは間違っていないと思うけど…その結果、長時間労働などで体を壊して、精神的にも極度のストレスを抱え、通常の生活を送れなくなる…本末転倒ですよね…。バランスの良い働き方をしていきたいものですね。自分の給料はどうしてこの金額なのか?と疑問をもっている人に読んで欲しい一冊。2013/12/10

やてつ

36
20年前にまだ会社勤めをしていた頃、仕事・労働について今までぼんやり考えていたことが、この本で明確な言葉で書かれていました。かなりの部分で考え方が一致していてスッキリ!2013/10/10

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