出版社内容情報
【筑波大学でベストティーチャー賞を何度も受賞した精神科医・松崎朝樹の大人気講義が本になった!】
15人に1人はかかるとされる「うつ病」や、幻覚や妄想が出る「統合失調症」など、日本の5大疾病の1つにも挙げられる精神障害。それは、あなたやあなたの家族、友人が発症してもおかしくない、ごくありふれた病気であり「遠い誰かの話」ではない。あなたや身近な誰かのために、あるいは教養として学ぶにふさわしい精神医学の解説本。
■気分が晴れない、落ち込んでいる人たち(うつ病)
■幻聴や妄想が出ている人たち(統合失調症)
■きっかけなく突然のパニック発作を繰り返す人(パニック症)
■人と接することに緊張しすぎて困っている人たち(社交不安症)
■夜に眠れず日中に問題が生じている人たち(不眠症)
■入院中、急に認知症が進んだと間違えられがちな人たち(せん妄)
■感情が不安定な人たち(境界性パーソナリティ障害)
■自分はすごいと思いたがる傷つきやすい人たち(自己愛性パーソナリティ障害)
■人を疑わずにいられない人たち(妄想性パーソナリティ障害)
■注目を集め続けないといられない人たち(演技性パーソナリティ障害)
■自信が持てず不安で引っ込み思案な人たち(回避性パーソナリティ障害)
■急に怒る、風変わりな人たち(統合失調型パーソナリティ障害)
■感情が乏しく孤立する人たち(シゾイドパーソナリティ障害)
■細かいことにとらわれすぎる人たち(強迫性パーソナリティ障害)
■不注意だったり落ち着かなかったりする人たち(ADHD)
■アスペルガー症候群家族に起こること(カサンドラ症候群)
■ゴーイングマイウェイな行動が多い人たち(前頭側頭型認知症)
内容説明
精神障害は、ごくありふれた病気であり、「遠い誰かの話」ではない。さまざまな精神障害をわかりやすく解説。
目次
第1章 精神医学の不思議(心の動きはなんのため?;精神障害ってなぜなるの?;精神科と心療内科、何が違うの?)
第2章 精神医学から見た「○○な人たち」(気分障害;統合失調症;錐体外路症状;不安になる障害;パーソナリティ障害;児童・思春期に始まる障害;認知症)
おまけ 精神医学の歴史(本当は怖い精神科の歴史;精神医学の治療をつくり上げた人たち;本当にあった古くて怖い治療)
著者等紹介
松崎朝樹[マツザキアサキ]
精神科医・筑波大学医学医療系臨床医学域精神神経科講師。筑波大学卒業。いくつもの精神科病院や総合病院の精神科、国立精神・神経医療研究センター勤務を経て、2014年より現職。ベストティーチャー賞を何度も受賞。『精神診療プラチナマニュアル』(メディカル・サイエンス・インターナショナル)など著書多数。YouTubeチャンネル『精神科医 松崎朝樹の精神医学』は登録者数5.8万人(2022年12月時点)。『メンタル系YouTuberの会』の会長を務め、医療者からも注目を集めるメンタル系YouTuberでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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