角川新書<br> 「考える人」は本を読む

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「考える人」は本を読む

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040821139
  • NDC分類 019
  • Cコード C0290

出版社内容情報

言葉が軽くなっていませんか? 「考える」ヒントになるとっておきの25冊糸井重里さんに推薦をいただきました!

「河野さんは読書の森の管理人だ。
木を見て、なおかつ森を見ている人。」

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【目次】
1 読書を考える

『それでも、読書をやめない理由』 デヴィッド・L・ユーリン 柏書房
『〆切本』 左右社
『「本屋」は死なない』 石橋毅史 新潮社
『ボン書店の幻――モダニズム出版社の光と影』 内堀弘 ちくま文庫

2 言葉を考える
『わが盲想』 モハメド・オマル・アブディン ポプラ社
『僕らの仕事は応援団。――心をゆさぶられた8つの物語』 我武者羅應援團 大和書房
『スローカーブを、もう一球』 山際淳司 角川文庫
『展望台のある島』 山川方夫 慶應義塾大学出版会 

3 仕事を考える
『思い出し半笑い』 吉田直哉 文藝春秋
『姉・米原万里――思い出は食欲と共に』 井上ユリ 文藝春秋
『夜中の電話――父・井上ひさし 最後の言』 井上麻矢 集英社インターナショナル
『作家が死ぬと時代が変わる』 粕谷一希 日本経済新聞社

4 家族を考える
『小倉昌男 祈りと経営――ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの』 森健 小学館
『秋山祐徳太子の母』 秋山祐徳太子 新潮社
『願わくは、鳩のごとくに』 杉田成道 扶桑社
『「私」を受け容れて生きる――父と母の娘』 末盛千枝子 新潮社

5 社会を考える
『広告は、社会を揺さぶった――ボーヴォワールの娘たち』 脇田直枝 宣伝会議
『大東京 ぐるぐる自転車』 伊藤礼 東海教育研修所
『ゴミが降る島』 曽根英二 日本経済新聞社
『ジーノの家』 内田洋子 文藝春秋

6 生と死を考える
『さもなくば喪服を』 D・ラピエール&L・コリンズ ハヤカワ文庫
『へろへろ――雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々』 鹿子裕文 ナナロク社
『モリー先生との火曜日』 ミッチ・アルボム NHK出版
『ただマイヨ・ジョーヌのためでなく』 ランス・アームストロング 講談社文庫
『つながりあういのち』 千石正一 ディスカヴァー・トゥエンティワン

 雑誌「考える人」の編集長を6年9か月つとめ、またかつては「中央公論」「婦人公論」の編集長を歴任するなど、本と向かい合い続けてきた著者。考えることが減ってしまった私たちに、本を通して、知の豊かさを伝えてくれます。
【内容紹介】
 著者は、雑誌「考える人」の制作と並行して、週刊で書籍紹介を主とするメールマガジンを配信していました。週刊とは思えない分量と内容の濃さで、1万8000人を超えるファンに愛読されました。紹介された本がAmazonで品切れになることもしょっちゅう。ある版元では、重版のきっかけになったりもしたそうです。「考える人」は残念ながら4/4発売の号で休刊となってしまいましたが、本書はそのメルマガの中から、「考える」ためにヒントをくれる25冊を集めました。

 仕事も勉強も人間関係も、困ったときはまず「検索」が当たり前の毎日。便利さの反面で失ってしまった「考える時間」を、一冊の本が連れてきてくれるかもしれません。読書案内ではありますが、読みながらなぜか胸が熱くなる場面も多くあります。静かに穏やかに読書したくなる、そんな作品です。

河野 通和[コウノ ミチカズ]
1953年岡山市生まれ。編集者。東京大学文学部ロシア語ロシア文学科卒業後、78年中央公論社(現中央公論新社)に入社。おもに雑誌編集にたずさわり、「婦人公論」編集長、雑誌編集局長兼「中央公論」編集長などを歴任。2008年退社。09年日本ビジネスプレス特別編集顧問。10年新潮社に入社し、雑誌「考える人」の編集長となり、6年9か月務める(17年春号で休刊)。週に一度配信されるメールマガジンは、内容の濃さと分量で1万8000人を超える登録者に愛読された。著書に『言葉はこうして生き残った』(ミシマ社)がある。

内容説明

仕事も勉強も人間関係も、困ったときはまず「検索」。便利さとひきかえに失っているのが、自ら考える時間かもしれません。読書の海を泳ぎ続けてきた著者が「考える」をテーマに25冊を厳選。きっと大切な一冊に出会えます。

目次

1 読書を考える
2 言葉を考える
3 仕事を考える
4 家族を考える
5 社会を考える
6 生と死を考える

著者等紹介

河野通和[コウノミチカズ]
1953年岡山市生まれ。編集者。東京大学文学部ロシア語ロシア文学科卒業後、78年中央公論社(現中央公論新社)に入社。おもに雑誌編集にたずさわり、「婦人公論」編集長、雑誌編集局長兼「中央公論」編集長などを歴任。2008年退社。09年日本ビジネスプレス特別編集顧問。10年新潮社に入社し、雑誌「考える人」の編集長となり、6年9か月務める(2017年春号で休刊)。17年3月、同社退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マエダ

69
選書が渋いところをついていて。この中から何冊か読んでみようと思う。2017/07/03

藤森かつき(Katsuki Fujimori)

34
力入れて書いてる『〆切本』の紹介はなかなか読み応えがあった。確かに、〆切は大事だよね、〆切が無いと、書けないものって多いと思う。『ボン書店の幻--モダニズム出版社の光と影』も面白そう。端から読みたい本になっていってしまうが、特に「Ⅰ 読書を考える」で紹介されている本はどれも気になった。「Ⅲ 仕事を考える」と「Ⅳ 家族を考える」の書籍紹介は心揺さぶられる内容が続いた。元本を読むには覚悟が必要そうだ。全体に、受けた感動を伝える本の紹介は、衝撃的ですらあった。メルマガで週1で連載、〆切という区切りは矢張り貴重。2020/01/30

阿部義彦

25
春で休刊した新潮社の季刊誌「考える人」の二代目編集長、河野通和さんのメルマガより、一冊に寄り添う読書論を纏めたものです。一月にミシマ社からでた「言葉はこうして生き残った」も同じメルマガからの文章でしたが割と硬派な出版編集よりのを集めたのでそれとは対になる、誰にでも共感できる読書案内を目指してつくったそうです。電子書籍と比較した際の「紙の本」の利点として「何もしない」点が挙げられる、即ちリンクを飛んだりせずに「読書以外にすべきことは何も提供せず目の前で頁を開いて横たわり私が目を落とすのを静かに待っている」2017/04/16

カッパ

23
【△】△をつけたのですが、これは私が頭が悪くて読み進めるのが辛かったからです。言い訳すると疲れていたからもあります。人気のメールマガジンで連載していたものを本にしており、書評として素晴らしいと思います。引用だけにとどまらず、他の本の内容も使用し論理的に論じているのです。本を読み考えら人の見本を見た気がします。2018/02/08

ルル

20
本読みさんが選び抜いた本、文章のため、人によっては拾いものが多くできるかと思います(*^^*)2018/02/16

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