角川新書<br> 儲かる五輪―訪れる巨大なビジネスチャンス

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角川新書
儲かる五輪―訪れる巨大なビジネスチャンス

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040821054
  • NDC分類 780.69
  • Cコード C0295

出版社内容情報

お金を通してみるとオリンピックの真の姿が見える。今でも発展途上国がおこなうものと考えられているオリンピック。経済効果や景気変動の観点から「五輪が浮揚策」に本当になりえるのか。一方、さまざまな関連ビジネスが生まれるなかで、私達は何なら儲けられるのか。

高橋 洋一[タカハシ ヨウイチ]
嘉悦大学ビジネス創造学部教授、株式会社政策工房代表取締役会長。1955年東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)等を歴任。小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍し、数々の政策を提案・実現。2008年退官。『【図解】ピケティ入門 たった21枚の図で「21世紀の資本」は読める! 』(あさ出版)など著書多数。

内容説明

今でも「発展途上国がおこなうもの」と考える人が多いオリンピック。経済効果や景気変動の観点から「五輪が景気浮揚策」は本当なのか。一方、さまざまな関連ビジネスが生まれるなかで、私達はどこにチャンスを見出せば良いのか。

目次

第1章 世界経済とTOKYO2020(英国のEU離脱、中国経済の後退;リオ・オリンピックが迎えていた危機)
第2章 商業主義時代の五輪(五輪は商業主義で成り立っている;金メダルの数は国内総生産で決まる?;儲かる競技、儲からない競技)
第3章 TOKYO2020が儲かる理由(五輪の収支予測と経済効果;オリンピックで伸びる国、沈む国;新国立競技場の失敗とこれから;「民泊」が五輪で伸びる;「交通」が変わることが必要だ)
第4章 TOKYO2020で儲かるビジネス(“ライブ”感とITが鍵になる;五輪で伸びるシェアリング・エコノミー;スポーツ産業が収益を生み出す未来)
第5章 儲かる五輪が日本を変える(身近なところにある規制の壁;「当事者意識」で儲ける)

著者等紹介

高橋洋一[タカハシヨウイチ]
株式会社政策工房代表取締役会長、嘉悦大学教授。1955年、東京都生まれ。東京大学理学部数学科、同大学経済学部経済学科卒業。博士(政策研究、千葉商科大学)。80年、大蔵省(現・財務省)入省。プリンストン大学客員研究員時代、のちにFRB議長となるベン・バーナンキ教授の薫陶を受ける。内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、総務大臣補佐官、内閣参事官(総理大臣補佐官付)などを歴任。2007年に財務省が隠す国民の富「霞が関埋蔵金」を公表し、一躍、脚光を浴びる。08年、退官。現在、大学で教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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スプリント

7
オリンピックは確かに経済への大きな起爆剤になると思いますが、オリンピック後の経済の冷え込みや施設の維持費を考えるとマイナス面が大きいように思えます。2018/01/31

ジョイフル

1
ニュースとかで言われている民泊、交通などの問題などとそれへの対応などについて詳しく触れられていた。2017/09/10

Shinsuke Mutsukura

1
オリンピックで景気回復なんてのは、ビジネスモデルとして古いとは思いますが、一部の金のにおいに敏感な唾棄すべき連中だけが恩恵にあずかるだけで、我々庶民は、交通規制だ警備だなんだので、迷惑極まりないだけだということがよくわかりました。 この人の言っていることは一部正しいのですが、私には全くメリットがないこともよくわかりました。2017/03/25

モビエイト

1
五輪後は景気が悪くなるイメージしか無かったのですが、そうでもない事がわかりました。オリンピックがあると規制が緩和され活性化されるなど知らない事も多く勉強になりました。2016/10/10

ホリエンテス

0
商業主義への批判はあるとは思うが、昔のような理想的なオリンピックには戻れない以上、どのように自国の経済発展につなげるかを考えるべきだとは思う。 ただ利権に群がり、誰か特定の団体が利益を貪るのだけは避けるべきであるし、決定フローの可視化が必須であるな。 結局、新国立競技場がいくらで建設できるのか見ものである。2019/08/26

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