出版社内容情報
1974年,テレビやラジオ,ロックやジャズへの未知なる期待が渦巻いていたアジアの国・日本に降り立ったロンドン青年.文化の壁にぶつかりながら,素晴らしい音楽を電波にのせるべく今も奮闘中の著者が,音楽シーンとメディアの激変を振り返り,愛してやまないラジオと音楽の可能性を,今あらためて発信する.
内容説明
一九七四年、一人のロンドン出身の青年が日本に降り立った―。以来、異国の文化の壁にぶつかりつつ、世紀をまたいで音楽シーンとメディアの激変の波に揉まれながら、良い音楽を電波に乗せるべく今も奮闘中。インターネットとディジタル全盛の現在、愛して止まないラジオと音楽の可能性を、あらためて発信する。
目次
1 アン・イングリッシュマン・イン・トーキョー―1974~1979(一九七四年の就職;はるばる持ってきた二〇枚 ほか)
2 DJからブロードキャスターへ―1980~1989(サウンド・コネクション~ロッカダム3;一九八〇年一二月 ほか)
3 ワールド・ミュージック開眼―1990~1999(ワールド・ミュージックのゆくえ;スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド ほか)
4 世紀も変わり、メディアも変わる―2000~2009(FM雑誌の終刊;九・一一とその後 ほか)
5 ラジオのゆくえ―2010~(訃報と追悼と、残る音楽;ピンポンDJはライヴ選曲 ほか)
著者等紹介
バラカン,ピーター[バラカン,ピーター][Barakan,Peter]
1951年イギリス・ロンドン生まれ。1973年ロンドン大学東洋アフリカ研究学院日本語学科卒業。1974年新興楽譜出版社入社、来日。80年退社、ヨロシタ・ミュージック入社。1986年~フリーランス。ラジオやテレビの音楽番組を中心に、DJや司会を多数担当、ブロードキャスターを名乗る。2012年9月~InterFM(エフエムインターウェーブ)執行役員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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