内容説明
躍進をつづける経済大国・中国。近代化・国際化が進む一方、都市と農村の格差、言論や情報の統制、民族問題、中台関係など、課題も多い。文学界、マスコミ、経済界、ネット社会など様々な場で、中国国内から果敢に発言し続けるオピニオンリーダーたちが、転換期を迎えた中国の問題と未来を率直に語る。雑誌『世界』に連載され、反響の大きかったインタビュー「ベストセラー作家と語る中国」および「中国“民間”との対話」に、語りおろし二本を合わせて収録。
目次
もう一つの六〇年―「失敗者」への鎮魂歌
実業家に変身した共産党エリート研究員
二〇一三年の中国は「盛世」を迎えるか
超人気画家による激辛の文明評論
北朝鮮を怒らせた中国人作家
農村の魂を見つめる目
都市問題を介して中国を見る
天国のため、理想のために書き続ける
近代化の努力と痛み
法治社会を目指して〔ほか〕
著者等紹介
本田善彦[ホンダヨシヒコ]
1966年神戸市生まれ。ジャーナリスト。91年より台北市在住。中国広播公司(BCC中国ラジオ放送社)の国際放送「自由中国之声」記者兼アナウンサーなどを経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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