内容説明
“日本的自然観”とは何か?松・竹・梅・桜・菊など、古来日本人が親しんできた植物について、その関わりの原点を古今の文献に探り、伝統的な自然の見かたの背後に隠されたさまざまな問題を浮き彫りにする、刺激的なエッセイ17編。
目次
松
梅
椿
桜
桃
木瓜
竹
藤
花菖蒲
山吹
萱草
蓮
菊
秋草
楓
柳
芍薬および牡丹
著者等紹介
斎藤正二[サイトウショウジ]
1925年、東京都八王子生まれ。1953年、東京大学文学部教育学科卒業。数年の編集者生活のうち、東京大学旧制大学院に戻り、教育文化史・宗教人類学を攻究。東京電機大学理工学部教授を経て、現在、創価大学客員教授。教育学博士
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