内容説明
養老孟司退官後、東京大学医学部から「解剖学」が無くなった。アリストテレスからレオナルドやヴェサリウスを経て今日に至る二〇〇〇年の解剖学を締めくくったのだ。なぜ?養老孟司の脳内の事件。
目次
1 神経
2 解剖
3 時間
4 博物
5 綺想
6 発生
著者等紹介
養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年鎌倉に生まれる。東京大学医学部を卒業の後、東京大学医学部解剖学教授を務め、95年に退官。同大学名誉教授。北里大学で人間学も講じた。比較解剖学、脳科学、人間学から科学の哲学、文学に至るまで無辺の学殖が自ら形を成した著書の数は無慮百数十に及ぶ
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