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一橋大学国際シンポジウム 20世紀の夢と現実―戦争・文明・福祉

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  • サイズ A5判/ページ数 294p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784882027454
  • NDC分類 209.7
  • Cコード C0030

出版社内容情報

米、英、中、印、豪、日の学者が一堂に会し、20世紀の総括と21世紀への課題に向けて交わした討論の報告集!

収録内容 
20世紀―日本の経験 安丸良夫
暴力の20世紀― 象徴としての強制収容所 アシス・ナンディ
21世紀へと向かう福祉国家 クリストファー・ピアソン
新たな集団主義を求めて ロビン・ブラックバーン
「社会的」 なるものの定義と擁護― 中国の物語 リン・チュン (『イギリスのニューレフト』の著者)
20世紀の福祉国家と社会政策 高田一夫
「信仰」の確立と集合的暴力 ヴァレンタイン・ダニエル
南ルソンにおける植民地戦争―米比戦争の記憶と忘却  レイナルド・C・イレート
戦争犯罪法規と20世紀アジアにおける米国の戦争 ハーバート・P・ビックス (2000年度のピューリツァー賞受賞者)インターネット時代までの100年 アンドリュー・フィーンバーグ
資本主義社会の環境危機 ジョン・ベラミー・フォスター
水俣病と科学 御代川喜久夫  

内容説明

19世紀の夢を実現したのが20世紀であった…。しかし、それは戦争とイデオロギーの時代であり、科学技術の進歩に夢を託しながらも、その矛盾に直面した時代でもあった。アメリカ、イギリス、中国、インド、オーストラリアと日本の学者が一堂に会し、その総括と21世紀への課題に向けて学際的な論議を交わした報告集。

目次

総論セッション 二〇世紀とはなんであったか(二〇世紀―日本の経験;暴力の二〇世紀―象徴としての強制収容所)
第1セッション 福祉国家(二一世紀へと向かう福祉国家;新たな集団主義を求めて―年金基金と社会的保護 ほか)
第2セッション 戦争・歴史・文化(「信仰」の確立と集合的暴力;南ルソンにおける植民地戦争―比米戦争の記憶と忘却 ほか)
第3セッション 技術と環境(インターネット時代までの一〇〇年―二〇世紀についての省察;資本主義社会の環境危機―技術がその解決策なのか ほか)

著者等紹介

加藤哲郎[カトウテツロウ]
一橋大学社会学研究科教授

渡辺雅男[ワタナベマサオ]
一橋大学社会学研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。