内容説明
高価な象牙をめぐって頻発するゾウの密猟。政治の腐敗や部族対立のなかでいかに闘い、ゾウを護ったのか。
目次
青天の霹靂
新しい人生
資金難からの脱却
みせかけの競売
決断と地方視察
密猟者としてケニア警察との闘い
象牙の焼却
『野性のエルザ』の死
脅迫
改革
孤独と感傷
前進
暗転
相次ぐ難題
中年期の憂鬱
一進一退
徹底抗戦
政治の季節
両足切断
辞表
再び野生生物公社へ、そして国家のために
著者等紹介
リーキー,リチャード[リーキー,リチャード][Leakey,Richard]
1944年ケニアに生まれる。父ルイスはケニア国立博物館長。1969年ケニア国立博物館長に就任(89年まで在任)。1984年ホモ・エレクトスの頭骸骨を発掘し、脚光を浴びる。1989~90年ケニア野生生物局局長。1990~94年、98~99年ケニア野生生物公社総裁。1999~2001年人事院総裁兼大統領府次官。野党サフィナ党国会議員。古人類学を研究する妻ミーブとともに、リフトバレーを見渡す農場で暮らす
モレル,バージニア[モレル,バージニア][Morell,Virginia]
アメリカ生まれ。ケニアの乾燥地帯やアマゾンの密林への調査探検に参加後、『ナショナル・ジオグラフィック』『サイエンス』などで科学系の執筆活動を開始。アメリカ・オレゴン州ポートランド在住
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