出版社内容情報
香は仏教伝来とともに日本に伝えられ、やがてもてなしや身だしなみの道具として使われ、いつしか雅びな遊びとして発展してきた。その歴史と文化を平易な文章と豊富な写真図版で解説する。香老舗・松栄堂監修の好適書。
内容説明
香り―目には見えないあやうい感覚。その香りをよすがに自然に遊び古い記憶を呼び覚ましそして、美の世界を垣間見る。香は、常ならぬ境地へと人を誘う珠玉のけはい。本書では、その歴史と現在を、写真と文章で綴った。
目次
香の歴史
香りの日本史(香の伝来;香の配合技術が伝来;宮廷生活における香;薫物合と和歌 ほか)
香世界への扉(香道のはじまり;香席;香席のマナー;香席を彩る道具たち ほか)
著者等紹介
宮野正喜[ミヤノマサキ]
京都市生まれ。立命館大学理工学部化学科卒業。’78年より広告を中心とした写真活動をはじめる。撮影対象は商品、建築、人物などと幅広く、また雑誌などのエディトリアル分野でも、美術工芸品や伝統芸術の撮影を行う。日本写真家協会会員。著書は『能面、鑑賞と打ち方』『仏像彫刻―鑑賞と彫り方』(淡交社・共著)『京菓子歳時記』(光村推古書院・共著)ほか
石橋郁子[イシバシイクコ]
京都市生まれ。京都女子大学文学部国文学科卒業。コピーライターとして広告に携わり’79広告プロダクション・ウームプロジェクト設立。新聞や雑誌への執筆だけでなくシンポジウムやイベントのプロモートなど幅広く活動。著書は『京菓子歳時記』(光村推古書院・共著)、『女家を産む』(学芸出版社・共著)ほか
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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