内容説明
日本で最初に生まれながら、惜しまれつつ111年の歴史に終止符を打った「養老サイダー」を支えた者たちの足跡を、数々のエピソード、証言を交えて綴るとともに、養老サイダーを育んだ菊水霊泉の不老不死伝説の謎にも迫る。
目次
プロローグ 「養老サイダー」、それは19世紀に生まれた伝説のサイダー
第1章 養老サイダー誕生―その歴史と道程
第2章 歴史の宝庫、美農の国・養老
第3章 菊水霊泉・不老不死伝説の謎
最終章 さようなら、愛しの養老サイダー
エピローグ 養老サイダーよ、永遠に
著者等紹介
日比野裕[ヒビノヒロシ]
1966年、四代目社主日比野泰敏の長男として養老にて生を受ける。1983年より養老サイダー(株)にて配達・製造などを担当するとともに菊水泉の有効性について研究し、また監査役にも就いていたが、1990年上智大学法学部卒業後、父の勧めで養老サイダー(株)に別れを告げ、サラリーマンとなる。スペイン留学後、現在は海外にてジャパニーズサラリーマンとして活躍する一方、趣味として引き続き水・清涼飲料の研究に没頭するとともに、養老サイダーおよび養老霊水愛飲家の代表として、ホームページを通じ全国・全世界の愛飲家のパイプ役となっている
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