内容説明
本書は、環境保全に関する法制度の仕組みや運用の実際を明らかにし、行政上の紛争を未然に防止し、市民と行政が協力して、街づくりや環境保全にあたることにいくばくかの寄与をなすことを目標としている。同時に、判例に関する学説・批評を取り上げることによって、今後の立法政策やその運用改善の方向性を考える手がかりを得ることができるように心がけたつもりである。
目次
第1部 総論(環境権;環境紛争における行政救済;環境アセスメント)
第2部 各論(国土総合開発;都市計画;交通施設;海岸・河川;空港と航空軍事基地 ほか)