内容説明
レジャーやビジネスといった旅の発着点である空港。ここではじつに多くの人びとが働いている。第一線でお客さまに接するグランドスタッフ、安全で快適な運航のために、飛行機のメンテナンスを行う航空整備士、そして飛行機の出発から到着までを見守る航空管制官。さあ、この巨大ターミナルを支える人びとの働く姿を見てみよう。
目次
1章 空港ではこんな人たちが働いている!(空港とはどんな場所だろう;航空業界事情を学ぼう!;グランドスタッフ 一瞬の出会いで、お客さまと気持ちを通わせて;グランドハンドリングスタッフ(マーシャリング) 仕事場はジャンボのそばで―誘導&停止の要 ほか)
2 空港で働く公務員(航空管制官―飛行機が安全に空を行き交うために;入国審査官―事実を語れない人は日本に入れず、海外に向かわせず;税関職員―「不正な輸出入は許さない!」熱い思いを胸に秘めて;まだまだいる空港で働く公務員)
著者等紹介
松井大助[マツイダイスケ]
1976年生まれ。千葉大学文学部史学科卒業。編集プロダクションをへて独立。フリーライターとして活動中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Chris Kuro
1
面白かった。
三毛猫嬢
0
この本は、グランドスタッフ、グランドハンドリングスタッフ、ディスパッチャー、航空整備士、航空管制官、入国審査官、税関職員と、パイロットと客室乗務員以外の、空港で働く多様な職種を紹介しています。『空港とはどんな場所だろう』で、「空港では、こういう職業の人達がこんな仕事をしている」と全体像を見せてくれるので、その職業に対してイメージし易かったです。この本を読むと、「貴方達が頑張ってくれるおかげで、私は楽しい空の旅が出来る」と、空港で働く人達に対して感謝の気持ちが涌いてきます。空港に行きたくなりますよ。 2017/06/10
のんしおーね
0
「いくらがんばったところで、たいして褒めてもらえない」ものが多い。なるほどね。ミスが無くて当然という仕事の数々。空港が好きだから、パイロットはムリでも何かやれる仕事ないかなーと思って読んだけど、どれも責任の重い仕事ばかりで、断念。2017/04/07
Hiro
0
空港で働く人達の職種を、旅客ハンドリングスタッフから順に税関職員まで全て紹介している。多くを割いているのは接客とエプロン業務をするグランドハンドリングスタッフについてだ。トーイングやマーシャリング、またディスパッチャーや航空管制の仕事など珍しい仕事が目白押し。どの仕事についてもまず実際に仕事をしている人の話を一問一答で紹介し次に仕事の内容の説明文が付く。その仕事に必要な学歴、資格、就いた場合の労働形態、夜勤や休みの取り方から報酬額の目安まで簡単だがしっかりと紹介している。2016/12/20
ペールエール
0
なるほどー2012/09/12