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現代組織と環境の組織化―組織行動の変容過程と「制度理論」のアプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 318p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784830943782
  • NDC分類 361.6
  • Cコード C3036

内容説明

組織の問題は環境の認知にある。活動領域の拡大と身体的な変化によって、内的要求と外的規制とを調整してきた自我構造が作動しなくなり、自らの性格構造を根本から転換を余儀なくされる危機的所見が組織に認められる。本書は時代の臨界的な環境(制度)を正しく認知し、環境の取得と組織構造を再構成していく組織過程を「制度理論」の展開と事例研究から解明する。

目次

第1部 組織と環境(制度理論のパースペクティブ;組織の概念とシステムの類型―ラショナル/ナチュラル・システム、オープン/クローズド・システム ほか)
第2部 行政組織における組織行動の変容と環境の組織化―「景観」という象徴的意味をめぐる行政組織‐地域組織の関係と組織化(組織と景観のアプローチ;内子町「街並み保存」の環境と行政組織 ほか)
第3部 新規事業への組織行動の変容過程と環境の組織化((株)F社の制度のルーツと組織行動の変容過程)
第4部 環境の「認知」と組織行動の変容(デパートの組織行動と行政組織;環境の規制と官僚制組織のダイナミズム ほか)

著者等紹介

横山知玄[ヨコヤマチゲン]
昭和18年7月13日福岡県に生まれる。昭和37年福岡県立田川高等学校卒業。昭和41年駒沢大学文学部社会学科卒業。昭和43年駒沢大学大学院人文科学研究科社会学専攻修士課程修了。1988-1989年Stanford大学大学院、SCOR組織研究所留学(Visiting Scholar)。昭和49年松山商科大学(現松山大学)人文学部社会学科専任講師。昭和53年同大学助教授。昭和54年同大学経営学研究科経営学専攻修士課程兼担助教授。昭和57年同大学人文学部社会学科教授。昭和62年同大学大学院経営学研究科経営学専攻博士課程兼担教授。平成4-6年松山大学人文学部長。組織社会学。著書に「職場集団と労働者意識」松山大学経済経営研究所、所報研究No.8、1984。「人口の高齢化と雇用問題」『人口と社会問題』南窓社(共著)1982
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