目次
第1章 森が育んだ文化(森林文化を読み解く視点―ブナ帯文化論と照葉樹文化論;森林からみた日本文化―神々の住処と恵み ほか)
第2章 森とともにある自然(植生としての森を読み解く―森の分布、形、機能;森の移り変わり―森の生態学 ほか)
第3章 森に生きる人々と生活(ヨーロッパの森と人々の生活―森の恵み;アフリカにおける砂漠化・森林減少と「都市‐農村」間の物質循環 ほか)
第4章 見捨てられる森 育てられる森(熱帯地域の森林の破壊と保全;コアラの森を守れ―オーストラリアの挑戦 ほか)
著者等紹介
菊地俊夫[キクチトシオ]
1955年、栃木県生まれ。筑波大学大学院地球科学研究科修了。理学博士。群馬大学教育学部助教授、東京都立大学理学研究科助教授を経て、2005年から首都大学東京・都市環境学部准教授。専門は人文地理学、特に農業、農村地理学、オセアニア・ヨーロッパ研究、土地利用研究。1988~89年ニュージランド・オークランド大学、1997年オーストラリア・シドニー大学客員教授。1994年から2002年まで中国科学院地理研究所客員研究員
犬井正[イヌイタダシ]
1947年、東京都生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科修了。理学博士(筑波大学)。獨協大学経済学部教授。1992~94年、イギリスレター大学Honorary Visiting Fellow。専門は人文地理学・経済地理学・生態地理学。特にイギリスおよび日本の持続的農村システムと土地利用の研究、マングローブ地域の生態地理学的研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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