出版社内容情報
縄文時代のドングリ食・漁業から弥生時代の卜骨・鳥形木製品、さらには近世
の瓦・木綿にいたるまで、長年にわたる日韓の精力的なフィールドワークをも
とに物質資料の比較を通して、日本と朝鮮半島との持続的な交流の実態を解明、
以て新たな物質文化史の構築を試みた労作である。
内容説明
縄文時代のドングリ食・漁業から弥生時代の卜骨・鳥形木製品、さらには近世の瓦・木綿にいたるまで、長年にわたる日韓の精力的なフィールドワークをもとに、物質資料の比較を通して、日本と朝鮮半島の持続的な交流の実態を解明し、以て新たな物質文化史の構築を試みた画期的労作。
目次
第1章 日韓におけるドングリ食と縄文土器の起源
第2章 朝鮮海峡における漁民の交流
第3章 全羅南道郡谷里貝塚出土の卜骨
第4章 韓国の蘇塗と弥生時代の鳥形木製品
第5章 滴水瓦伝播の国際的背景
第6章 木綿伝播の国際的背景