出版社内容情報
著者はイギリス王立経済学会会長も歴任した数量経済史の世界的権威。本書は、
「経済を巡る市場と国家の関係」という優れて今日的問題意識に基づきながら、
経済学の誕生から現代まで300年の歴史を、道徳・科学・政治等のより広い歴史
的文脈に位置づけて明快に描いた経済思想史入門である。
内容説明
経済学300年の発展を広い歴史的視野から描く。本書は、「経済をめぐる市場と国家の関係」というすぐれて今日的問題意識に基づきながら、経済学の誕生から20世紀現代までの経済認識の歩みを、道徳・科学・政治等のより広い歴史的文脈に位置づけて明快に描いた経済思想史入門。
目次
第1章 経済学成立前史
第2章 科学革命の影響を受けた経済学
第3章 科学的な原理の探求
第4章 経済学体系の構築者たち
第5章 陰気な科学者たち
第6章 科学的な合意の探求
第7章 ポリティカル・エコノミーから経済科学へ
第8章 不安定な世界経済の中での経済科学
第9章 経済管理の高まりと後退