食教育論―豊かな食を育てる

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  • サイズ A5判/ページ数 297p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812205013
  • NDC分類 498.5
  • Cコード C1037

内容説明

はじめに人間の進化と人間らしい食を考察し、食教育の理念・基本目標を措定し、戦後60年の食環境の変貌を明らかにする。つぎに食教育の理論的側面を成長期の発達心理学的分析、味覚形成、食品科学、健康・栄養科学、調理科学、食文化へと発展形態別に構成した。さらに、食教育の展開の教育現場、学校給食、食農教育、地域活動における方向を明らかにし、国内・海外の取り組み事例・動向を分析した。

目次

第1部 食環境と食教育(食教育の基礎理念と食の基本的価値;食環境の変貌と食政策の課題)
第2部 人間成長と食教育の理論―総合科学としての展開(幼児期から児童期にかけての食の理解と実践―発達心理学の立場から;味覚形成と食教育 ほか)
第3部 食教育の展開と実践方向(教育現場における食教育の展開;食農教育の課題と展開 ほか)
第4部 食教育の実践事例(食教育の事例研究;海外における食教育の動向 ほか)

著者等紹介

大村省吾[オオムラショウゴ]
(社)日本国民高等学校協会(日本農業実践学園)常任理事、鎌倉女子大学・十文字女子学園大学非常勤講師。京都大学農学部卒、全国購買農業協同組合連合会、経済企画庁調査局出向、全農営農技術センター所長、東京家政学院短期大学講師、有機資源開発会社専務などを経て現職。農政ジャーナリストの会会員。食と農を守る応援団員

川端晶子[カワバタアキコ]
東京農業大学名誉教授。日本女子大学家政学部卒、フランス国立農業研究所客員研究員、東京農業大学農学部助教授、同学部教授、フィリピン大学食品科学工学研究所客員教授、東京農業大学大学院教授を経て現職。1997年食学研究所主宰。農学博士。専門は調理科学、食品物性学、食哲学
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