心の発生と進化―チンパンジー、赤ちゃん、ヒト

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  • サイズ B6判/ページ数 401,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788509528
  • NDC分類 141.1
  • Cコード C1011

出版社内容情報

チンパンジーに文字を教えて世界に名を轟かせたプリマック夫妻が、チンパンジーと人間、特に赤ちゃんとの比較という 研究成果を中心の、進化心理学が明らかにしてきた数々の興味深い事実を集大成。ヒトの「心」の発生と進化の謎に挑んだ力作。

・「 人を人たらしめている心の構成要素を、丹念に調べ上げた好著だ。 」(2005.07.24朝日新聞 天外伺朗氏評)
・「 自分とは、何だろう。心は、どこから来たのだろう。人間にとって原初的なこんな課題に真正面から取り組んだのが本書である 」 ( 05.6.26日本経済新聞 榎本知郎氏評 )

内容説明

ついに書かれた「心の進化論」!チンパンジーの言語研究、赤ちゃん研究から見えてくる、ヒトへの心の進化。世界をリードしてきたプレマック夫妻が、親しみやすく語る。

目次

序章 ヒトは昔、狩猟採集民だった
1章 モジュール―ヒトがもつ生得的装置
2章 模倣―過去を繰り返す
3章 教育―美からの出発
4章 文―行為とモノ、名詞と動詞
5章 単語―情報を引き出す装置
6章 信念―常識から抜け出せないでいる概念
7章 心の理論―他者の心の状態がわかる
8章 因果―「リンゴ・?・切ったリンゴ」
9章 アナロジー―チンパンジーにアナロジーを教える
10章 等価性―発見の道具
終章 教育への示唆