内容説明
本書は、自然科学系や人文系の1、2年目学生の教養としてのみではなく、バイオ系の3、4年目や大学院の学生にも学ぶに値する内容とすべく、基礎から現代分子生物学の最先端までをわかりやすく、コンパクトに記載した。
目次
第1章 分子生物学への招待―筋ジストロフィーの病因解明の研究史
第2章 生命と細胞
第3章 タンパク質の構造と機能
第4章 遺伝子の構造と機能
第5章 受精と発生
第6章 形態形成
第7章 情報の伝達
第8章 脳と神経
第9章 がん
第10章 人間の健康と病気―最新の分子生物学より
第11章 分子生物学の発展を支えた生物・装置と方法
著者等紹介
鈴木範男[スズキノリオ]
1972年東京大学大学院理学系研究科博士課程単位取得退学(生物化学)。現在、北海道大学大学院理学研究科教授、理学博士。専門は生物化学
田中勲[タナカイサオ]
1974年大阪大学大学院理学研究科博士課程退学。現在、北海道大学大学院理学研究科生物科学専攻教授、理学博士。専門は構造生物学、X線結晶学
矢沢洋一[ヤザワヨウイチ]
1965年北海道大学大学院理学科修士課程退学。現在、北海道教育大学旭川校教育学部教授、理学博士。専門は生化学、栄養生理学、健康科学
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