内容説明
この本では、高校で学んだベクトルや複素数の概念を復習することによって、高校から大学への移行がスムーズに行えるよう配慮したが、その部分については学生の理解度を考慮して適切に省略することもできる。平面と違って、空間における直線や平面の幾何については慣れていない学生が多いと思われるので、数量的に理解ができるような題材に限定した。また、入学時の学生が線形代数学の考え方に徐々に慣れていけるように、やさしく理解できる内容からはじめるとともに、多くの例題やその演習問題を用意した。
目次
第1章 平面ベクトル
第2章 空間ベクトル
第3章 複素数
第4章 行列
第5章 2次と3次の行列式
第6章 n次行列式
第7章 連立1次方程式の解法
第8章 線形写像
第9章 行列の対角化
第10章 2次形式
付録
著者等紹介
水田義弘[ミズタヨシヒロ]
1970年広島大学理学部数学科卒業。広島大学教授、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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