内容説明
街の緑化、都市交通、ゴミのリサイクル、自然エネルギーetc.革新的なドイツの環境政策を実現させる仕組みとは?ドイツ人を「環境」に駆り立てる原動力とは?緑化・交通政策で知られるカールスルーエ市在住の著者が課題や問題点を含めたドイツの生の姿をリポートする。
目次
1 緑豊かな街づくり(街の緑化―公園局の活動と中庭コンテスト;屋上・壁面緑化―注目される多彩な機能と役割 ほか)
2 人に優しい都市交通(トラムが支える地域交通―新世代の路面電車とカールスルーエモデル;カーシェアリング―自家用車の共同利用 ほか)
3 ゴミの賢いリサイクル(家庭ゴミの分別―やる気を起こすシステムの工夫;コンポスト―自然の営みを生かした堆肥づくり ほか)
4 日常生活に溶け込む自然エネルギー(地域のエネルギー供給―エネルギー・水道公社の取り組み;ゴミの山の風力発電―市民出資でエネルギーの丘を創造する ほか)
5 エコロジーライフ(エコショップとビオ農業―より安全な食生活を求めて;ゲロルズエッカー・エコロジー住宅地―開かれた村を目指して ほか)
著者等紹介
松田雅央[マツダマサヒロ]
1966年生まれ。92年東京都立大学工学部工業化学科修了。95年渡独、カールスルーエ市在住。現在、ドイツ環境情報センター代表を務め、環境ジャーナリストとして雑誌等への寄稿、講演活動、環境視察のコーディネートなどに従事
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