内容説明
大学2・3年次で学ぶミクロ経済学に必要十分なトピックスをコンパクトにまとめたスタンダード・テキスト。経済学の考え方とツールを修得し、数式を使ったモデルに慣れ親しむことによって、ミクロ経済学の理論的理解をステップ・アップできます。
目次
基礎概念と本書利用上の注意
消費者の選択
消費者の需要関数
企業の行動
企業の費用関数と供給関数
完全競争市場の均衡
派生需要と労働市場
多期間資源配分
一般均衡論
不確実性と情報〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夕刻
2
ミクロ経済学の中級書。入門書の直感的な説明から、中級では上級への橋渡しとして数学を使った説明が中心でした。入門のテキストで学んできた内容、用語、記号は同じなので数学に馴染んでいれば読むのにはそう苦労はしないです。ただテキストの特徴なので仕方はないが、何度もページを遡ることが多かったので読み進めるのには時間がかかりました。 今まで感覚で捉えてきたモデルをきちんと数式を用いたモデルで理解することで一層理解が深まりました。2010/08/25
あおいとり。
1
編入試験対策に読んでいた一冊。 中級レベルのミクロ経済学がシンプルに書かれているが、数学力が無いと少々骨があって読むのは大変だと思う。細かいことを言うと、パレート最適のコア概念が少々厄介だった。これを読むなら西村和雄著のミクロ経済学のほうが個人的にはお勧め。2013/09/10
check mate
0
数学が得意なら、ミクロ経済学は本書のような数式が乱舞する本から始めた方がいい。2014/08/03