内容説明
突如として襲ってくる倒産。しかし、兆候は事前に察知でき、予防も可能である。倒産の事後処理の分析を通じて、倒産予防のノウ・ハウを提供する。倒産現象の分析を始め、倒産手続に伴う債権者・債務者の権利義務関係、再建に至るまで、判例の流れをおさえ、円滑な経済粉争の解決の道を指し示す。さらに、現在ホットな親会社の責任、倒産税務、国家倒産についても相当の紙数をさいている。実務家のみならず、倒産法の学習にとっても最適の教材。
目次
第1章 倒産処理の原則
第2章 倒産現象
第3章 申立手続
第4章 保全の期間
第5章 倒産手続の開始
第6章 債権者の権利行使の制約
第7章 倒産財団
第8章 配当・再建
第9章 親会社・経営者の責任
第10章 倒産税務・会計
第11章 国際倒産