出版社内容情報
【内容】
『一般理論』をめぐっては,その出版直後から今日に至るまで多くの論争が展開されてきた。本書では,その後の研究成果を踏まえてこれらの論争を整理するとともに,理論・学説史の両面からケインズ理論体系を再検討する。
【目次】
序章 『一般理論』の成立へ向けて
――『貨幣論』から『一般理論』へ――
第1部 有効需要の理論
第1章 実質賃金と有効需要
第2章 資本減耗と使用者費用
第3章 ケインズと貨幣数量説
第2部 ケインズ均衡
第4章 不完全雇用均衡の成立条件
第5章 貨幣賃金の変化と雇用および投資
第3部 不均衡の経済分析
第6章 『一般理論』と在庫調整
第7章 在庫調整過程の乗数分析
第8章 投資乗数論における貨幣的メカニズム
第4部 流動性選好の理論
第9章 ファイナンス概念による流動性選好説の再検討
第10章 流動性選好説、貸付資金説、およびワルラス法則
第11章 投機的貨幣需要の平均―分散分析
第12章 利子と貨幣の基本的性質
初出論文一覧
内容説明
『一般理論』をめぐっては、その出版直後から今日に至るまで、多くの論争が展開されてきた。本書では、その後の研究成果を踏まえてこれらの論争を整理するとともに、理論および学説史の両面から、ケインズ理論体系の再検討を試みる。
目次
序章 『一般理論』の成立へ向けて―『貨幣論』から『一般理論』へ
第1部 有効需要の理論(実質賃金と有効需要;資本減耗と使用者費用;ケインズと貨幣数量説)
第2部 ケインズ均衡(不完全雇用均衡の成立条件;貨幣賃金の変化と雇用および投資)
第3部 不均衡の経済分析(『一般理論』と在庫調整;在庫調整過程の乗数分析;投資乗数論における貨幣的メカニズム)
第4部 流動性選好の理論(ファイナンス概念による流動性選好説の再検討;流動性選好説、貸付資金説、およびワルラス法則;投機的貨幣需要の平均―分散分析;利子と貨幣の基本的性質)