内容説明
人類による環境汚染が生命を脅かし、環境問題に係る情報が巷にあふれている現在、化学の立場から環境問題を正しく理解することは、ますます重要になっている。環境問題の歴史や環境法から、化学汚染物質の計測とその処理、リサイクルの問題まで、幅広い内容を取り上げながら、初学者でも消化不良とならないよう、分かりやすく解説した環境化学の教科書。また第2版では、京都議定書やダイオキシン問題などの新たな事柄も記載している。
目次
第1編(わが国における環境問題の歴史;環境保全に関する法律;環境における化学物質の挙動と問題点;環境の現状(とくに化学物質との関連))
第2編(環境汚染物質の測定法;環境とエネルギー;資源のリサイクルと無害化処理;地球にやさしい化学を目指して)
著者等紹介
田中稔[タナカミノル]
大阪大学環境安全研究管理センター教授
船造浩一[フナゾウコウイチ]
前大阪府立工業高等専門学校工業化学科教授
庄野利之[ショウノトシユキ]
大阪大学名誉教授
角井伸次[ツノイシンジ]
大阪大学環境安全研究管理センター助手
塩川二朗[シオカワジロウ]
大阪大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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