内容説明
本書では、癌遺伝子の機能とその制御、その研究法を軸に、レベルの異なるトピックスの融合を試みた。各自の研究を中心に、幅広い自由な総説を纒めて戴くことにより、単なる事実と知識の集積でない独自性を期待し、短期間で意義を失うことのない一冊を意図したつもりである。
目次
第1章 癌研究と分子生物学
第2章 ウイルス発癌と癌遺伝子
第3章 化学発癌と癌遺伝子
第4章 増殖因子受容体と癌
第5章 シグナル伝達における癌遺伝子産物の機能
第6章 細胞骨格と増殖制御
第7章 癌遺伝子の発現制御
第8章 染色体異常と癌
第9章 癌抑制遺伝子
第10章 細胞再構成・細胞融合と癌研究
第11章 遺伝子導入と癌研究
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