内容説明
アメリカエネルギー省(DOE)協力のもと、バッテル記念研究所が4年間にわたり取り組んだ、エネルギー政策と環境問題に関する画期的な報告書の最終巻がついに邦訳!多彩な分野の専門家が時にはDOEの見解とは違う理論を展開し、環境問題に関する新しい視点を提言する。
目次
第1章 なぜ人間の選択と気候変動を論ずるのか(気候変動を論ずる意味;人間の選択を論ずる意味 ほか)
第2章 社会科学に対する気候変動の挑戦(社会科学の二つのスタイル;代替的な政策戦略を実施した場合の世界の化石燃料からの炭素排出量 ほか)
第3章 社会科学による気候変動の考察(科学者は気候変動の研究をどのように手がけるか、科学的合意をどのようにして形成するか;人々は気候変動が大事なことをどのように判断するか ほか)
第4章 政策策定者への提言(単に排出量削減の問題としてだけではなく、気候変動を全体的に見ること;地球規模の持続可能性に対する気候政策の策定にとって、制度的限界は、少なくとも環境上の限界と同程度に重要であると認識すること ほか)
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- 和書
- 構造生物学