シリーズ〈共生の生態学〉<br> 昆虫を操るバクテリア

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シリーズ〈共生の生態学〉
昆虫を操るバクテリア

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582500318
  • NDC分類 486.1
  • Cコード C0345

内容説明

病原体から共生体への途。侵入をはかる寄生者を阻止しようとする宿主。熾烈なせめぎあいの末に昆虫と微生物がたどりついた〈細胞内共生〉という形。分子生物学の手法によってその進化のプロセスに迫る。

目次

第1章 進化と共生
第2章 共生する昆虫たち
第3章 菌細胞共生体1―伝達、制御、栄養代謝
第4章 菌細胞共生体2―起源と進化
第5章 菌細胞共生体3―ゲノムと遺伝子発現
第6章 ゲスト微生物1―性を操る
第7章 ゲスト微生物2―適応戦略と系統
第8章 ゲスト微生物3―スピロプラズマ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いきもの

2
タイトルからして槍形吸虫みたいな昆虫の行動を操る寄生生物を想像したのだけれど昆虫の共生細菌とゲスト細菌(主に性転換因子や雌雄の不和合性を操作する)についての本だった。細胞内共生と共生説のつながり、共生菌と関連した栄養要求性や他系統との不和合性による種の分化などが興味深かったけれどタイトルから期待した内容とはちょっと違った。2014/12/03

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