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文庫クセジュ
ラテン語の歴史

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  • サイズ 新書判/ページ数 176p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784560058435
  • NDC分類 892
  • Cコード C1280

出版社内容情報

西欧で古くから愛されてきた「効率のよい言語」――ラテン語をめぐり、その誕生、繁栄、衰退、そしてロマンス諸語の輩出などを概説。ラテン系言語民族の心性に根づく思考形式がわかる。

内容説明

ヨーロッパで古くから愛されてきた「効率のよい言語」、ラテン語をめぐり、その誕生と繁栄から衰退、そしてロマンス諸語の輩出ぶりについて歴史を掘り下げながら、強く、論理的で、ダイナミックな体系が形作られてゆくさまを概説してゆく。ラテン系の言語民族の心性に根づいた思考形式がわかる、格好の一冊。

目次

第1章 ラテン語からロマンス諸語へ:歴史記述のこころみ(歴史的概括;ラテン語の年輪;ロマンス諸語への移行:教養ラテン語の部分的役割;ラテン語の余命)
第2章 ラテン語の音体系:その抵抗力(書記法と発音:問題点とその解決;ラテン語の子音体系:音の効率性への配慮;ラテン語の母音体系)
第3章 アルス・グラマティカ(ラテン語形態論:強固かつ柔軟な体系;連辞への下位区分;従位構文と対照文法)

著者等紹介

ダンジェル,ジャクリーヌ[ダンジェル,ジャクリーヌ][Dangel,Jacqueline]
パリ第4大学(ソルボンヌ)教授

遠山一郎[トオヤマイチロウ]
1937年生。早稲田大学文学部仏文学科卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士課程中退。言語学(ラテン語・フランス語)専攻。早稲田大学文学部フランス文学専修教授。1970‐1978年パリ第4大学(ソルボンヌ)ラテン語研究科。1981年~日仏ギリシア・ローマ学会事務局長

高田大介[タカダダイスケ]
1968年生。早稲田大学文学部フランス文学専修卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士課程在学中。言語学(フランス語・ラテン語)専攻。早稲田大学第二文学部文学・言語系専修助手
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こずえ

2
イタリア語の成立に関する本と一緒に読むと理解が深まる

にやり2世

1
後半はやっぱり文法について記述しててムゥゥ。でも前半が歴史だったからいいや。2016/03/05

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