内容説明
本巻はグローバル化とローカル化という相対立する分析軸をおいて、課題に果敢に取り組んだ。それも一般論だけではなく、地域別にもみることで、問題、課題のあり方には地域的差異があることも明らかにした。
目次
世界のフードシステム―ローカル性とグローバル化、歴史性・多様性とパターン化・標準化の対抗の時代
第1部 フードシステムのグローバル化と世界の食の供給と消費(内外の食料政策の展開と世界のフードシステム;南北問題とフードシステム―開発途上国の視角から)
第2部 地域にみるフードシステムとその差異―グローバル化とローカル化の対抗(中国のフードシステム;アジアNIESのフードシステム;東南アジアのフードシステム―タイを事例として ほか)
第3部 フードシステムの国際リンケージの展開とローカルフードシステム(北米自由貿易協定と北米・中南米諸国;東アジアと環太平洋;日本の食品産業とその国際化)
21世紀のフードシステムの展望と課題
著者等紹介
堀口健治[ホリグチケンジ]
早稲田大学政治経済学部
下渡敏治[シモワタリトシハル]
日本大学生物資源科学部
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