内容説明
本書は「食料システム」の消費部門を第１章から第２章、生産部門を第３章から第８章、貿易部門を第９章、第１０章では世界の食料問題を扱っているが、新しい試みとしては、それぞれの章で行ったＥｘｃｅｌによる経済分析のマニュアルや統計手法を掲載している。
目次
第１章 「食料需給表」と食料消費
第２章 「家計調査」と食料消費
第３章 アグリビジネスと産業連関表
第４章 外食・中食産業、食品流通業、食品工業
第５章 農産物価格の諸問題
第６章 農業の特性と経済発展
第７章 農業
第８章 水産業
第９章 食料貿易
第１０章 世界の食料問題
著者等紹介
唯是康彦［ユイゼヤスヒコ］
１９５５年東京大学経済学部経済学科卒業。１９５５年農林水産省農業総合研究所入所。１９６０年シカゴ大学大学院修了。農林水産省農業総合研究所計画部長、千葉大学法経学部教授、同学部長、千葉経済大学経済学部長・同地域総合研究所所長、同客員教授を経て、現在、ＩＯＮＤ大学教授、名誉博士、地域政策フォーラム代表。主な著書に、『食糧の経済分析』（同文書院、１９７１）（日経図書文化賞受賞）など
三浦洋子［ミウラヨウコ］
１９７４年中央大学文学部卒業。１９８５年千葉大学法経学部卒業。１９９４年千葉大学大学院自然科学研究科博士課程満期退学。現在、千葉経済大学経済学部助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
