エコノミストが読む―時代を拓く101冊

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784535552166
  • NDC分類 019
  • Cコード C3033

内容説明

「いつもどんな本を読んでいるんですか?」そんなことを思わず訊ねてみたくなる人がいます。この本の著者である渡辺利夫氏・香西泰氏・中村達也氏も、やはりそんな質問をしてみたい方々でした。いずれも専門の経済学に軸足を置きながら、卓抜な着眼点で社会をとらえ、達意の文章で論じているからです。そこで三氏に、どのような本を読んでいるのか、著者のどのようなメッセージに心を引かれ、刺激を受けたのかを実際に『経済セミナー』の連載「エコノミストの読書日記」において綴っていただきました(1997年4月号~2000年3月号)。本書は、その連載をもとに加筆・修正を行い、再構成したものです。

目次

第1部 今、この3冊(文明、社会、人間を読む;市場の進化を読む;「カジノ化」進む経済を読む)
第2部 「人間」を読む(戦争体験記から;社会時評とは何か;執着、依存、そして解放 ほか)
第3部 「経済」を読む(情報、技術、都市の産業動向を占うキーワード;市場経済の明暗;ロック、ルソーそしてケインズ ほか)
第4部 「市場」を読む(岐路に立つ資本主義;市場経済とは何だろうか;資本制システムと欲望の関係を問う ほか)