内容説明
民営化が生んだ最強企業の虚像と実像。郵政・通信問題を追い続けてきた気鋭のジャーナリストが、圧倒的な取材で、民営化の実態を描き切ったノンフィクション。
目次
1章 武器としての郵便独占
2章 群がる民間金融機関
3章 元祖・郵政族―首相の原点
4章 異色の郵政大臣
5章 官僚、族議員の逆襲
6章 郵便の全面開放
7章 道具に使われた「民営化」
著者等紹介
町田徹[マチダテツ]
1960年大阪府生まれ。84年神戸商科大学(現兵庫県立大学)卒業、同年日本経済新聞社入社。証券スキャンダル、金融制度改革、NTT分割論議などを取材。この間、米ペンシルバニア大学ウォートンスクール留学。2002年同社退社後、雑誌「選択」を経て、2004年よりフリージャーナリストとして活動を展開。甲南大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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