環境会計の理論と実態

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 259p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784502242908
  • NDC分類 336.9
  • Cコード C3034

内容説明

わが国では、1999年に当時の環境庁が環境会計のガイドラインを公表した。これを契機に多数の企業がその導入を図ったのであるが、この年をもって、「環境会計元年」とする見方もある。しかし、生成期にあるこの領域で、すでに、それから数年を経過しており、ここで改めて環境会計を見つめ直す必要が生じている。とりわけ、環境会計を発展的に捉え、「環境」のみならず、「経済」および「社会」との関わりを把握しようとする動きがある。つまり、現代の企業や組織は、収益性や安全性といった評価軸に加えて、環境や社会といった評価軸との融合を図らなければならない。本書は、生成期にある環境会計の範囲を可能な限り網羅し、多角的に考察したものである。

目次

第1部 環境問題と環境経営(環境問題と環境政策;環境税導入の論点 ほか)
第2部 環境会計の生成と発展(環境財務会計の構築;環境省「環境会計ガイドライン」の特徴 ほか)
第3部 海外の環境会計(アメリカの環境会計;ヨーロッパの環境会計 ほか)
第4部 環境会計の課題と動向(排出権取引と会計;土壌汚染と会計 ほか)

著者等紹介

勝山進[カツヤマススム]
昭和18年新潟県に生まれる。昭和43年日本大学商学部卒業。昭和48年日本大学大学院商学研究科会計学専攻博士後期課程単位取得退学。この間副手、助手、専任講師、助教授を経て、昭和56年日本大学商学部教授。平成6年博士(商学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品