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イヴの乳 - 動物行動学から見た子育ての進化と変遷

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  • サイズ B6判/ページ数 311p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487800544
  • NDC分類 481.78
  • Cコード C1045

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

10
男は妻の異性関係に神経質で行動を規制したり嫉妬深く女の嫉妬は夫が他の女に愛情を注ぐ事に向けられ妻の浮気は他人の子を世話する致命的な痛みを負い自然淘汰上不利になり夫の浮気により他の女との間に子供が出来ても即不利益にならないが本来自分の子に投資する資金が浮気相手に侵害されたら不利益が生じる。雄が長い時間かけて体を大きくしてから繁殖に入る動物は一夫多妻が多い。恋愛を通しお互い利他的な人間関係になり人生の伴侶である事を自覚し家族を創り上げる特別な協力相手となり子供と妻と夫を大事にし夫性と妻性が融合し夫婦となる。2014/09/16

Uzundk

1
再読。動物はその生存環境と形態に合わせた、夫婦や子育ての文化を持っている。それらがどう変化し進化してきたのかを見る事で、人間のあり方を探る。雄はより多くの雌と交尾することが子孫を残すことが出来る。多くの縄張りを持つ雄が雌を独占する。雌は有望な雄、能力が高く、地位の高い雄を選ぶ。これらの基本的な選好に加え、子供の生存率、同種の生息密度、周囲の環境に合わせて、一夫一妻や一夫多妻、その逆アプローチもあるのが面白い。子殺しもまたその一つ。 人間は自らの環境改変の速度に規範文化の変化が間に合っていないようだ。2014/08/13

香魚

0
子育ての環境が厳しくなると家族が拡大する、というのは、震災以降の「絆」の連呼を思い起こすと納得する話。2012/01/18

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