アフターマン―人類滅亡後の地球を支配する動物世界

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アフターマン―人類滅亡後の地球を支配する動物世界

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  • サイズ A5判/ページ数 259p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784478860465
  • NDC分類 480.4
  • Cコード C0045

内容説明

5000万年後、人類が消えた地球!『フューチャー・イズ・ワイルド』の著者が贈る驚異の進化を遂げ、地球を闊歩する生物たち。

目次

進化(細胞遺伝学;自然選択;動物の行動;種類とその発生;食物連鎖)
生命の歴史(生命の起源;初期の生物;爬虫類時代;哺乳類時代;人類時代)
人類後の生物(人類後の世界;温帯の森林と草原;針葉樹林;極地とツンドラ;砂漠:乾燥の地;熱帯草原;熱帯林;島と島大陸)
未来(生物の運命)

著者等紹介

ディクソン,ドゥーガル[ディクソン,ドゥーガル][Dixon,Dougal]
1947年スコットランド生まれ。セント・アンドリュース大学にて地質学を学ぶ。出版社勤務を経て80年よりフリーのサイエンス・ライターとして活躍

今泉吉典[イマイズミヨシノリ]
1914年宮城県仙台市生まれ。1935年東京帝国大学農学部獣医学実科卒業後、農林省鳥獣調査室に入り哺乳類の分類を研究する。1950年東京科学博物館に移り、動物研究部長を努め、1978年退官。東京農業大学客員教授や日本哺乳動物学会会長などを歴任。イリオモテヤマネコの研究で知られる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GaGa

59
人類滅亡後、地球で生息する生物を紹介した本。当然すべては空想の産物で、定義が人類絶滅後なので、本当にそのような生物が出現するのか調べようもない(笑)一種のSFですな。ただし、オールカラーでパラパラとめくってみるだけでも楽しい一冊。2012/06/13

まるほ

36
人類が滅亡後の5000万年後の動物がどのように進化するのかを想像する“サイエンスフィクション”。▼本書は3部からなり、まず第1部は“進化”の理論的な説明と、人類発生までの進化の歴史。第2部が本書の中心で、人類亡き後の進化した動物たちの解説。最後に生物の進化の未来が簡単に語られる。▼内容は結構マジメ。著者は地質学者、古生物学者とあるが、サイエンス・ライターともあり、アカデミックな学者なのかはいまいち不明。▼表紙のインパクトのある動物は、コウモリが進化した姿。▼まじめなフィクションとして楽しめました。2021/09/04

鱒子

31
図書館本。冒頭1/3は、太古から人間が現れるまでの地球生命史です。ここまでは、平たく言っちゃうと前フリですね。さて、この後ですよ、この本の主題は!現在の大型哺乳類は絶滅し、その代わりに小型の哺乳類が台頭してきます。マングース、ネズミ、ウサギ、コウモリなどが、不思議なメカニズムでいきいきと進化します。 5000万年あとの人間滅亡後の地球を、生き物が力を取り戻した世界として描いています。2016/12/08

田氏

30
90年発行の太田出版版で読了。『鼻行類』『平行植物』と並んで生物系三大奇書とも言われるが、この並びのなかではいちばんマトモ、と言ってはアレなので言い直そう、無難な本だといえる。そう言うと他がアレってことになってしまうが、実際アレなんだから仕方ない。だってほら、鼻行類は奇想ありきのSFみあるし、平行植物に至ってはもはや人類にはまだ早い系だし、まるで材料がオオサンショウウオとかマンドレイクとかと書いてあるレシピ本みたいなものだ。本書はというと、いちおう入手しうる材料で調理可能。ただ、真面目すぎるきらいもある。2020/10/13

魚京童!

28
5000万年後の世界。哺乳類が6500万年前とかにできてった話だから、ここまで成長するんだろうね。ヒトの歴史は短い。まるでウパニシャッド哲学だ。2019/07/20

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