赤ちゃんはスリッパの裏をなめても平気―あなたの周りの微生物がわかる本

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478860380
  • NDC分類 465
  • Cコード C0045

出版社内容情報

納豆、酒、醤油、漬物と私たちは沢山の微生物を利用している。身の回りから生活に関わる微生物まで微生物の話がいっぱいの一冊。

内容説明

食品から地球環境問題までカビ、細菌、ウイルス、原虫、キノコ…、が愛しくなる。

目次

1 だから、あなたの足はくさくなる!―人の身体につきまとう微生物たち(人間の皮膚上には一兆個もの微生物が棲みついている;足で繁殖し、悪臭を放つ微生物の正体 ほか)
2 生鮮食品はトイレで保存するといい?―人のまわりで繁殖する微生物たち(海外から飛行機に乗ってやってくる微生物;映画館という密室には微生物がいっぱい? ほか)
3 牛乳で下痢をしても、チーズだと下痢をしないわけ―人間の食生活に貢献する微生物たち(細菌でつくる納豆と、カビでできる納豆がある;食べ物を美味しく感じさせる醤油のうま味を作り出す ほか)
4 ダイオキシンも分解してくれる微生物がいる!―人類と地球を守ってくれる微生物たち(ちょっとした汚れなら川岸の微生物が分解してくれる;湖を不気味な青色に変えている正体はなんだ ほか)

著者等紹介

堀内勲[ホリウチイサオ]
1943年、山梨県生まれ。理学博士(Ph.D.)。現在、株式会社応微研代表。東京理科大学卒業後、東京大学微生物研究所で研修。1978年、山梨県に戻り、応用微生物研究所を設立。「環境と人間の共存」をテーマに、生物及び微生物を利用した地球に優しい技術(エコテクノロジー)と製品の開発を推し進める。環境エンジニアリング、無公害な微生物農業資材、健康食品を三大事業とし、国内にとどまらず、中国、台湾をはじめ、地球規模での環境問題に取り組んでいる。すでに、ニューヨーク、パリ、上海、ソウル、シンガポール、サンパウロ、ウクライナに支社があり、毎月のように海外出張するついでに、行く先々で新たな微生物を探し求めている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トムトム

13
体の中も外も、地面も空気中も、微生物でいっぱい!基本的に人間には免疫力があるから、微生物たちなんか気にしなくて平気。よく寝て、よく食べて。ストレスがないのが一番!という本。そういえばムツゴロウさんの所で育った子供たち、セントバーナードの口からドッグフードを奪って食べてたなぁ。2019/11/27

シロクマとーちゃん

5
自然環境の浄化に微生物がはたす役割は大きい。しかし、人間があまりに大量の化学物質を環境に放出したため、今では自然の浄化作用が追いつかなくなっている。また、河川の土手をコンクリートで固めたりして、微生物じたいが生きにくい環境にしていまっている。大型の動物は食物連鎖の頂点に君臨しているように思うが、実は、微生物がその死骸を分解し土に戻していることも忘れてはいけない。微生物は目に見えないが、大活躍している。2016/06/29

seichan

3
人と微生物のかかわりを短いコラムでまとめた雑学本。カビやウィルスなどの話から、バイオ燃料やバイオ農薬などまで、ちょこちょこ豆知識が書かれている。この分野の研究が平和活用されますように。2015/04/30

のんき

2
2002年11月刊。人と微生物の関わりをコラム形式で気軽に知ることができる本。エピローグに、放射能を食べる微生物が見つかるかもしれないからとチェルノブイリにサンプリングに行ったってあったけど、はたして見つかったのだろうか?そこまで書かれてないのですごく気になる。2011/09/10

安田和弘

1
図書館(借)2013/04/21

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