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複雑系組織論―多様性・相互作用・淘汰のメカニズム

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478373897
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C2034

出版社内容情報

ゲーム理論の第一人者、アクセルロッドによる組織論。個々のメンバーの行動に着目し、組織に活力を与えるメカニズムを紹介する。

内容説明

組織の隠れたメカニズムを3つの視点で解明する。リーダー必読の書。ゲーム理論の先駆者・アクセルロッドによる初の組織論。

目次

第1章 複雑性の活用(フレームワークの概要;予測の難しさ ほか)
第2章 多様性(多様性の役割;型の種類の変化 ほか)
第3章 相互作用(相互作用の重要性;相互作用はどのように機能するか ほか)
第4章 淘汰(成功基準の定義;成功基準はツールである ほか)
第5章 組織への応用(フレームワークの主な要素;一貫性のあるフレームワークを形成する要素 ほか)

著者等紹介

アクセルロッド,ロバート[アクセルロッド,ロバート][Axelrod,Robert]
ミシガン大学政治学・公共政策学科教授。1964年、シカゴ大学大学院にて数学の修士号取得。69年、エール大学大学院にて政治学の博士号取得。囚人のジレンマゲームなどゲーム理論で著名。また彼の研究領域は学際的であり、ゲーム理論、進化生物学の数学モデル、複雑適応系に関するエージェント・ベース・モデリングなど非常に高い評価を得ている

コーエン,マイケル・D.[コーエン,マイケルD.][Cohen,Michael D.]
ミシガン大学情報学・公共政策学科教授。また、サンタフェ研究所とゼロックス・パロアルト研究所の外部委員も務める。1966年スタンフォード大学大学院にて歴史学の文学博士号を取得、72年カリフォルニア大学大学院アーバイン校で社会科学の博士号を取得。組織行動モデルとして有名な「ゴミ箱モデル」の提唱者の一人である。現在は、情報技術と組織学習、またはそれらの相互作用の研究に興味を持ち、複雑適応系のエージェント・ベース・モデリングに携わっている

高木晴夫[タカギハルオ]
慶応義塾大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)教授。1973年慶応義塾大学工学部管理工学科卒業、75年同修士課程、78年同博士課程修了。84年ハーバード大学ビジネススクール博士課程卒業。同大学より経営学博士号(DBA)を授与される。慶応義塾大学大学院経営管理研究科助手、助教授を経て、94年より現職。専門は組織行動学

寺野隆雄[テラノタカオ]
筑波大学大学院教授。1952年生まれ。76年東京大学工学部計数工学科数理工学コース卒業、78年同大学院工学系研究科情報工学専攻修士課程修了。78~89年(財)電力中央研究所に勤務。90年筑波大学大学院経営システム科学専攻勤務。91年東京工業大学大学院にて工学博士号取得。96年より現職。専門は、計算組織理論・人工知能・進化計算など
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