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ベンチャーキャピタル・サイクル―ファンド設立から投資回収までの本質的理解

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  • サイズ B5判/ページ数 340p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784431709725
  • NDC分類 338.12
  • Cコード C3033

内容説明

日本経済再生の切り札ベンチャーキャピタルの体系的理解のために、初の本格的研究書。起業家(アントレプレナー)、ベンチャー支援関係者必読。

目次

第1部 ベンチャーキャピタルの資金調達(ベンチャーキャピタルの資金調達の概観;パートナーシップによるベンチャーファンドはどのようにつくられるか;ベンチャーキャピタリストへの報酬はどのように決定されるか ほか)
第2部 ベンチャーキャピタルの投資(ベンチャーキャピタルの投資の概観;なぜベンチャーキャピタルの投資は段階的に行われるのか;ベンチャーキャピタルはいかに投資先企業を監視するのか ほか)
第3部 ベンチャーキャピタルの投資回収(ベンチャーキャピタルの投資回収の概観;株式市場の状況は株式公開の決定に影響を与えるか;ベンチャーキャピタルの評判は株式公開の決定に影響を及ぼすか ほか)

著者等紹介

ゴンパース,ポール[ゴンパース,ポール][Gompers,Paul]
ハーバード大学ビジネス・スクール教授

ラーナー,ジョー[ラーナー,ジョー][Lerner,Josh]
ハーバード大学ビジネス・スクール教授

吉田和男[ヨシダカズオ]
1948年大阪府生まれ。1971年京都大学経済学部卒業、同年大蔵省(現財務省)入省。田辺税務署長、銀行局検査部管理課課長補佐兼金融検査官、大臣官房調査企画課財政金融研究室主任研究官、主計局主査などを歴職。大阪大学経済学部助教授、京都大学経済学部助教授を経て、1988年京都大学経済学部教授に就任。1997年より京都大学大学院経済学研究科教授。工学博士、経済学博士。地方分権改革推進会議委員など各種審議会委員多数。関西ベンチャー学会副会長

冨田賢[トミタサトシ]
1973年石川県生まれ。1997年慶応義塾大学総合政策学部卒業。外資系銀行、日系大手VCを経て、1999年フューチャーベンチャーキャピタル株式会社(京都市)の立ち上げに参画。インベストメント・オフィサー、金沢事務所所長などを務める。2002年より京都リサーチパーク株式会社シニアアドバイザー。京都大学大学院経済学研究科修士課程在籍。2003年4月より大阪市立大学大学院創造都市研究科専任講師に就任予定
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Miki Kiyo

1
エージェンシー理論→GPと起業家はゴールに違いも。1GPはリターン、起業家は自分の名声なども、起業家はいわばGPの負担でリスクの高い投資を行うことができる。2情報の非対称性。起業家は企業価値を高めるわけでない事業であっても、名声などの理由から投資したがる。その情報をGPは入手できない。 現物分配→内部情報を持つファンドによる現物株売却は四半期で週取引量の2%までなため、税務上の理由、IPOによる株価下落見込み2012/05/13

Takashi Shibayama

1
 米国のベンチャーキャピタル活動に関してまとめられた研究をまとめた文献。日本のベンチャー対策は、中小企業対策とごっちゃになっているそうだ。ベンチャーを支援するVCへ資金が流れるようにするには、キャピタルゲイン課税の引き下げが有効で、投資家がVCに供給する金額に、とりわけ強い影響を持っている。また、データによると、VCによる年間資金調達とIPOの年額とははっきり相関している。1980年代のVCの資金調達の減少は、IPO市場の低迷が原因。1990年代のVCの資金調達の伸びは、その前触れとしてIPO市場の活況が2012/04/21

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