内容説明
本書は「生命シリーズ」の第4巻として「生物学」の基礎について講じたものである。生物学は生命あるものたち(生命体・生物)とその営み(生命現象)に関する科学で、この地球上で現に生きているものたちと、かつて生きていたものたちのみを対象として、「生きている」とはどういうことかを理解しようとするものである。
目次
第1章 生命学のなりたち(かけあしで生物学の世界をながめる;生物の世界 ほか)
第2章 分子から細胞へ(生体を構成する分子;細胞 ほか)
第3章 個体の生物学(個体の構造と機能;生殖と発生 ほか)
第4章 生物の環境と集団(生物の環境と生態系;生態系(エコシステム)の構成 ほか)
第5章 生命のなりたちと多様性(生物の進化;生物進化の調べ方 ほか)
著者等紹介
大島泰郎[オオシマタイロウ]
東京薬科大学生命科学部教授
星元紀[ホシモトノリ]
慶応義塾大学理工学部教授
庄野邦彦[ショウノクニヒコ]
日本女子大学理学部教授
堀弘幸[ホリヒロユキ]
愛媛大学工学部助教授
松本忠夫[マツモトタダオ]
東京大学大学院総合文化研究科教授
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