内容説明
「小泉改革」という名の幻想をつき、新しい転換軸を提起!公共事業に対する批判が高まるなか、様々な新手を繰り出す政府の戦略や動きを、最新の資料と具体的事例をもとに分析し、その非科学的・非民主的実態を浮き彫りにする。どうすれば公共事業費を本当に半減させ、国民生活改善型の公共事業に転換できるかを示す。
目次
第1章 誰のための都市再生か
第2章 都市間競争で勝ち残れるのか
第3章 PFIは救世主になりうるか
第4章 市民から見た公共事業の問題点
第5章 公共事業費の総額削減と経済対策の両立
第6章 新たな公共事業への展望
著者等紹介
中山徹[ナカヤマトオル]
奈良女子大学生活環境学部助教授。都市計画・地方計画専攻、工学博士。(社)大阪自治体問題研究所理事。1959年大阪に生まれる。1982年関西大学工学部卒業。1989年京都大学大学院博士課程修了。1991年明石工業高等専門学校助手、同助教授を経て、1996年4月より現職
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