資本論 〈1〉 第1巻 第1分冊

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  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784406008921
  • NDC分類 331.6
  • Cコード C0033

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Takao

3
1982年11月15日初版発行(第3刷、11月22日)。購入したのは33年前。何回か読み始めたがその度に挫折していたものの、今回自分自身を叱咤して、月1回の「資本論講座」に参加しながら、とりあえず第1章「商品」から第3章「貨幣または商品流通」まで読み進んだ。十分理解できないところに傍線を引いたら、傍線だらけになってしまったが、残り少ない現役時代のうちに読み通したい。激動の時代こそ古典に立ち返れ、と言われるが、この「古典」から何を汲み取ることができるのか楽しみだ。2015/08/19

まる@珈琲読書

2
★★★☆☆ 本棚の整理をしていたら出てきたので再読してみた。大学時代に初めて読んだ時はわけのわからない本だなと感じた覚えがある。色々学んで読んでみるとたくさんの例が挙げられ詳しく説明されている親切な本という感じがした。今では常識のようなことも書いてあるが200年以上も昔にこんなことを考えていたというのは驚き。序言に「すべてはじめはむずかしいということは、どの科学にもあてはまる」とある。そう考えたからマルクスはしつこいくらいに例を挙げ、表現を変え同じようなことを何度も繰り返したのかなと思いながら読んだ。2012/03/09

ジャックとジェンニー

1
学問にとって平坦な大道はありません。ユークリッドの発言。そして、学問の険しい小道をよじ登る労苦を恐れない人々だけが、その輝く頂上にたどりつく幸運にめぐまれるのです。1995/03/21

 

1
「諸商品は、自分で市場におもむくこともできず、自分で自分たちを交換することもできない。したがってわれわれは、商品の保護者、すなわち商品所有者たちをさがさなければならない。商品は物であり、それゆえ人間にたいして無抵抗である。もしも商品が言うことを聞かなければ、人間は暴力を用いることができる。(…)これらの物を商品として互いに関連させるためには、商品の保護者たちは、その意志をこれらの物にやどす諸人格として互いに関連し合わなければならない」(144)2019/04/28

ひでっち

1
余りにも有名な本なのに、今まで読んだことがない本を少しずつ読もうと思っています。第一弾がこれです。第一分冊は、第一篇の「商品と貨幣」まで。そもそも経済学は門外漢なので、内容について行けるか心配でしたが、例示も含めた丁寧な説明がなされており、辛うじてついて行けた気がします。少なくとも資本論の第一部は読破したい・・・。2011/03/03

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