ドイツ観念論前史

ドイツ観念論前史

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  • サイズ A5判/ページ数 341p/高さ 23X16cm
  • 商品コード 9784335100314
  • NDC分類 134.3
  • Cコード C1310

内容説明

標準的な哲学史の枠組みを離れ、イギリス哲学や啓蒙期のフランス、そしてライプニッツ「新哲学」などが、ドイツ思想界の底を滔々と流れた時代に光を当てる。メンデルスゾーン、ランベルト、レッシング、バウムガルテンらの新たな相貎を浮かび上がらせつつ、ドイツ観念論出現前夜の〈ヨーロッパ〉を読み直す試み。

目次

総説 ドイツ観念論と〈ヨーロッパ世界の哲学〉
ロックとカント―自我のあり方をめぐって
ライプニッツの影響―apperceptioをめぐって
友愛・人類・進歩―フォルスターを媒介にみたフランスとドイツ
ライプニッツと中国
メンデルスゾーン―普遍性への解放
ランベルトの現象学
レッシングの宗教思想
完全性の美学の帰趨―バウムガルテンとカント

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