出版社内容情報
【解説】
ごみ問題関係の本が多数出版されているが,体系的に現状の廃棄物問題を取り扱った教科書的な書物は少ない。本書は,廃棄物関係者必携の教科書であり,最近の話題を盛り込んだ読み物でもある。
【目次】
第Ⅰ編 総論・第Ⅱ編 廃棄物計画各論・第Ⅲ編 廃棄物計画特論
内容説明
この本の目的は、廃棄物資源(廃棄物は潜在的に資源であるという考えから)を循環するための廃棄物循環型社会の構築をめざして、廃棄物の発生源管理もふくめた廃棄物管理のための計画(この本でいう「廃棄物計画」)を考える。そして科学的論議の方法として、システムズアプローチの方法を適用して廃棄物計画のシステム化を検討することにある。内容は、廃棄物計画“論”の「序論」として、廃棄物計画のシステム化の方法についてのべたものである。システム化の意義は、計画を個別学問分野による接近をこえて総合的・体系的に分析し、計画論議を科学的・客観的なものとし、計画策定プロセスを標準化していくことにある。
目次
第1編 総論(廃棄物管理のための計画;廃棄物計画の位置づけ;廃棄物計画のシステム化)
第2編 廃棄物計画各論(清掃事業の計画―事業の実施;清掃事業の計画―事業化計画;リサイクルの計画 ほか)
第3編 廃棄物計画特論(廃棄物計画と情報管理;最終処分場のシステム計画とリスク管理―地域にうけいられる最終処分場;産業廃棄物の処理計画)