DNA修復ネットワークとその破綻の分子病態

DNA修復ネットワークとその破綻の分子病態

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  • サイズ A4判/ページ数 p883/高さ 28cm
  • 商品コード 9784320055872
  • NDC分類 464.27
  • Cコード C3045

出版社内容情報

《内容》 細胞はDNAの損傷や突然変異を修復する機構により,種々の病気の発生を予防している。DNA修復ネットワークの分子機構やその破綻がもたらす病態など論じる。    

《目次》
DNA除去修復機構とその破綻/組換えによるDNA修復機構とその破綻/複製の場でのDNA修復機構とその破綻/突然変異機構とその破綻/DNA損傷応答,チェックポイント機構とその破綻

内容説明

遺伝情報維持における種々のDNA修復とそのネットワーク機構やそれらの破綻がもたらす分子病態を、それぞれの領域のDNA修復研究の第一線で活躍する研究者が概説。

目次

第1部 DNA除去修復機構とその破綻(ヌクレオチド除去修復の分子機構;色素性乾皮症G群遺伝子の機能とその欠損病態 ほか)
第2部 組換えによるDNA修復機構とその破綻(ホリデイ構造とDNA組換え修復;DNA複製フォークの進行阻害と遺伝子の増幅 ほか)
第3部 複製の場でのDNA修復機構とその破綻(色素性乾皮症バリアントにおける損傷乗り越え複製の異常;DNAポリメラーゼζと誤りがち損傷乗り越え複製 ほか)
第4部 突然変異機構とその破綻(酸化的DNA損傷;DNA複製エラーの発生と修正の分子機構 ほか)
第5部 DNA損傷応答、チェックポイント機構とその破綻(DNA損傷によるp53応答機構;ATMのチェックポイントとテロメア維持における役割 ほか)