内容説明
本書は、２１世紀のキーテクノロジーである遺伝子工学や再生医療の基盤となるゲノム生物学について、わかりやすく解説する。
目次
第１章 ＤＮＡほど重要な物質は存在しない（二重らせんの発見はゲノム生物学時代への幕開けとなる；二十一世紀、遺伝学の知識はコンピューターの操作と同じくらい重要になる ほか）
第２章 ＤＮＡに秘められた生命のシナリオ（「世界一美しい分子ＤＮＡ」の構造と機能；すべての生命のいとなみは「細胞」というミクロコスモスで行われている ほか）
第３章 遺伝子革命がもたらす黄金時代へ（ＤＮＡが巻きおこす劇的変革の波；二十一世紀はＤＮＡテクノロジーの黄金時代である ほか）
著者等紹介
ウィトコウスキー，ヤン［ウィトコウスキー，ヤン］［Ｗｉｔｋｏｗｓｋｉ，Ｊａｎ］
コールド・スプリング・ハーバー研究所バンベリー・センター所長。Ｐｈ．Ｄ．１９４７年、イギリス生まれ。サウスアンプトン大学卒業。専門は動物学、生化学。１９８７年から現職に従事している。分子生物学や遺伝学、バイオテクノロジー、そして、現代の生命科学の社会的な問題に至るまで、幅広く研究を行う。ヒトの分子遺伝学に最も興味をもっている
グッドマン，ローリー［グッドマン，ローリー］［Ｇｏｏｄｍａｎ，Ｌａｕｒｉｅ］
コールド・スプリング・ハーバー研究所『ゲノム・リサーチ』エグゼクティブ・エディター。Ｐｈ．Ｄ． １９６２年、アメリカ生まれ。スタンフォード大学卒業。専門は生物学
スチュワート，デイビッド［スチュワート，デイビッド］［Ｓｔｅｗａｒｔ，Ｄａｖｉｄ］
コールド・スプリング・ハーバー研究所会議・コーズ部門長。Ｐｈ．Ｄ． １９６０年、オーストラリア生まれ。エジンバラ大学卒業。専門は生化学。神経遺伝病などの研究を行う。アメリカプロメティック・バイオサイエンス社の科学顧問会議のメンバー、雑誌『Ｍｅｔｈｏｄｓ Ｆｉｎｄｅｒ』の編集顧問会議議長などを務めている
田沼靖一［タヌマセイイチ］
東京理科大学薬学部教授。薬学博士。１９５２年、山梨県生まれ。東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了。専門は生化学、分子生物学
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感想・レビュー
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